親父の昔話メモφ(.. ) その2

昨日実家での親父の昔話その2
前回の続き・・・。

やはり、○針土建のようだが、何せ5,60年前の話。
親父も若かった(^^ゞ

いつものように、現場から帰って「地下足袋」を脱ごうとしていた親父・・・。
社長が待っていたようで「ちょうど良かった、ちょっと娘と一緒に病院へ行ってくれ」
親父「何で俺が???」
社長によると、娘さんが学校の部活かなにかで「足を痛めた、骨折かも」なので、付き添いで行ってくれ。とのこと・・・。

母親は、晩ご飯の支度で忙しい(宿舎)、社長も忙しくて行けない。
親父は免許も無いので、タクシーか何かで行ったと思う。

病院で待つだけ(地下足袋姿で怪しい?20代の若者)、しばらくすると松葉杖の娘さんが来たので、帰ってきた。
社長さんに「どうだった?骨折か?直るのか?」いろいろ聞かれたが、親父は医者に会っているわけでは無いので・・・。

その後、何日かして。
社長「今日は、現場に行かなくて良い!」
親父「はっ?」
社長「娘が病院へ行くので、ついて行け」
親父「現場が・・・。」
社長「良いから、行け」

行く時は、タクシーで行ったらしい。又病院で待つことしばし・・・。
捻挫だったらしいが、松葉杖は無かった?

帰りは、車も無いし、どうやってけが人と帰るか?
家まで「仕方ないので、おぶって帰った!」と。
その頃親父は、結構華奢であったが、高校生の娘さんをおぶって何とか帰った。
(若かりし親父の写真を見たことあるが、確かに華奢だったがリーゼント)

ぐったり疲れた帰った親父・・・。
医者はなんと言った?「娘さんに聞いてください」
どうやって帰ってきた?「車がね~から、おぶってきた」
いろいろ説明したようです。

当時は、宿舎にかなりの作業員が居たとか、同郷も何人も居たようですが、
噂であっちが給料が良いとなると、簡単にやめたりと
出入りが激しかったとか。
親父は「若造だし、使ってくれるだけでありがたかったので、俺は残っていた。」
何年くらい居たんだ。

親父「1年くらいかな。」「・・・」