道南日本海側日帰りツーリング(CT125)

 13日日曜は、上ノ国から大成区の太田山神社を目指して日帰りツーリング。

乙部町の「箱館戦争官軍上陸の地」へ





最初に立ち寄ったのは乙部町。海を背にしてバイクを停めると、目に入ったのが「にしん街道乙部町」

の案内だった。かつてニシン漁で栄えた北海道日本海側の歴史を、

こうした案内板やモニュメントが静かに伝えてくれる。

目の前には日本海。防波堤の向こうに広がる水平線を眺めながら、しばらく休憩する。

CT125の緑色の車体と青い海の組み合わせもなかなかいい。

『今日はこの先、どんな景色に出会えるだろう』。そんなことを考えながら、再び走り出した。

館の岬

海岸線を進んでいくと、景色が一気にダイナミックになる。目の前に現れたのは、海へ向かって切り立つ白い岩肌と、その上を覆う深い緑。館の岬周辺は、北海道の日本海側らしい荒々しさを感じさせる場所だ。

こういう場所を走ると、大型バイクで高速道路を駆け抜ける旅とはまた違う、CT125ならではの楽しさを感じる。速度を求めるのではなく、景色をじっくり味わいながら進む。海岸の風を感じながら走る時間そのものが、旅の目的になっていく。



鮪ノ岬

海沿いの遊歩道には東屋があり、トンネルの入口も見える。道路と海が近く、少し走っては停まり、また走る――そんな楽しみ方がよく似合う場所だった。

奇石雲石

奇石雲石看板

海を眺めながら、ちょっと遅めの昼ごはん

セイコーマートのカツ丼

久遠漁港

ツーリングの途中で欠かせないのが休憩と食事。この日は購入した弁当を海辺でいただくことにした。観光地の有名店で食べる食事もいいけれど、走った先で買ったものを広げ、景色を眺めながら食べるのもバイク旅の醍醐味だ。

エンジンを止めると、さっきまで聞こえていた走行音がなくなり、目の前の海と風の音がいっそう近く感じられる。こういう何気ない時間が、あとになって旅の記憶として残っていたりする。


最後に訪れたのは、海辺の太田神社

太田神社

太田山神社

立派な観光施設があるわけではない。けれど、こうした場所こそ、バイクで走って訪れる旅では強く印象に残る。風景の中に歴史や信仰が自然に溶け込んでいて、静かにその場に立っているだけで旅情を感じる。


太田山神社

社殿の向こうには山が迫り、その先には海がある。北海道の海岸線には、こうした『自然の大きさ』を実感できる場所がまだまだ残っている。


せたな物産館

平田内小学校跡

走った距離より、出会った景色

今回のツーリングを振り返ってみると、印象に残っているのは走行距離や所要時間ではない。乙部で見た海、館の岬の断崖、海辺で食べた昼ごはん、そして太田神社の静かな佇まい。一つひとつの風景がつながって、一日の旅になった。

CT125は、こういう旅によく似合う。急がず、寄り道を楽しみ、気になったところでバイクを停める。道南の日本海側には、そんな旅心をくすぐる道が続いている。

次はどこまで海岸線を走ってみようか。地図を眺めながら次のルートを考える時間も、もう旅の続きなのかもしれない。

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